標本の証明書、展示時の情報用

 

標本の証明書を日本語にしたもの、それから緯度・経度などの情報や他のデータをインターネット、データベースから集めてきて翻訳したものです。表記については統一感がないものもあるかもしれません。証明書のデータを作る前にブラウズ(=スキム(笑))スルーしてみて、なるべく『一般の方にわかりそうな表記』を心がけてください。

 

 

No.1

Alfianello, Brescia, Lombardy, Italy (イタリア、ロンバルディア州)

45'16' N., 10'9' E.

1883,Feb,16 14:55落下

228kg 落下

カンラン石Fa24 軽い衝撃

21.80%

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

この隕石は1883年2月16日、午後2時55分に落下しました。火球は南西に向かっていましたが、不思議なことに、石は地上から1メートルの深さに逆方向から斜めに埋まっていました。穴周辺の芝生は焦げ付いており、掘り起こされた石はまだ温かかったといいます。歴史的に非常に興味深い隕石です。

 

 

No. 2

Beeler, Ness County, Kansas (アメリカ合衆国、カンザス州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL6 (普通コンドライト)

Amphoteric

38'32'   N.,    100'13'    W.

発見 1924, 恐らく 1894 にも

掘り起こされた量8.4kg

この隕石は1924年に畑を耕していた農民が発見しました。とてもきれいなブレッチア(角礫岩)隕石です。淡い部分や、濃い茶色のマトリックスに石の砕けたものが合わさり、この新鮮なコンドライトを一層面白くしています。

 

 

No.3

Bluff, Fayette County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

29'54'   N.,   96'48'   W.    approx

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L5 (普通コンドライト)

Brecciated 

22.11%

カンラン石 Fa25

この隕石は、1878年に LaGrange の南西4.8キロメートルの場所で146キログラムの石が一個最初に発見されました。2つ目の石は1896年に、そして3番目のものはおそらく1917年に発見されています。Bluff はブレッチア(角礫岩)であるため角張った石の破片で構成されており、マトリックス中に金属片が含まれているという面白い構造を見せています。

 

 

No.4

Bjurbole, Borga, Nyland, Finland (フィンランド)

60'24'   N.,   25'48'    E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L4 (普通コンドライト)

Friable

20.71%

この隕石は1899年3月12日、夜10時30分ごろ落下しました。石はひとつしか落下しませんでしたが、海氷にぶつかり、破片に分かれました。最も重いものは80キログラム、全部合わせると330キログラムになります。こうした破片は丸い形をしており、薄い灰色のマトリックスを持っています。

 

 

No.5

Farmington, Washington County, Kansas, USA (アメリカ合衆国、カンザス州)

39'45' N., 97'2' W

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L5 (普通コンドライト)

Black, Brecciated

21.22%

この隕石は、火球の出現とそれに伴う大きな爆発音の後、1890年の6月25日午後1時に地球に落下しました。86キログラムの石の落下は目撃され、すぐに回収されました。その後、さらに4.1キログラムの石が発見されました。この隕石の外見は黒い石質のマトリックスに小さな金属片が全体に見られます。

 

 

No. 6

Forrest (b), Nullarbort Plain, West Australia, Austraria (オーストラリア、ウエストオーストラリア州)

30'59'   S.,   127'53'   E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

1980年、ウエストオーストラリア州、Forest の南西3.2キロメートル辺りのオーストラリア横断鉄道付近で、鉱物の採掘者が合計26キログラムに及ぶ風化した隕石片を発見しました。この興味深い隕石はどのコレクションにも必要な逸品です。

 

 

No. 7

Gretna, Pholips County, Kansas, USA (アメリカ合衆国、カンザス州)

39'56' N.,  99'13'  W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L5 (普通コンドライト)

Gretna の北12マイルの地点で3つに分裂した石が発見されました。2つの破片は36キログラムと22.7キログラムで上手く噛み合います。足りない部分から3つ目の破片が存在していたことが創造できます。おそらくそれは23キログラム程であったと思われます。

 

 

No. 8

Holbrook, Navajo County, Arizona, USA (アメリカ合衆国、アリゾナ州)

34'54'  N.,  I  IO'  II'  W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

落下1912,July 19, 19:15

21.56

1912年2月、空に煙の線が現れた後、アリゾナ州のホールブルックに石のシャワーがありました。推定では14,000個、重さ約100キログラムがその日に落下したと思われます。これはとても有名な落下で、回収された石のほとんどは、世界中の博物館や個人のコレクションに入れられています。

 

 

No. 9

Hughes 002, Nullarbor Plain, South Australia, Australia (オーストラリア、サウスオーストラリア州)

030'34'S,  129'38'E   

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

破片1つ

この隕石は1990年にサウスオーストラリア州のナラーバー平野で発見された数個の普通コンドライトのうちのひとつです。最寄りの駅にちなんで名付けられた Hughes は典型的なL6です。淡い色と濃い茶色の混ざったマトリックスには金属の薄片が豊富にあります。非常に興味深いコンドライトです。

 

 

No. 10

Ioka, Duchesne County, Utha, USA (アメリカ合衆国、ユタ州)

40'15' N., 110'5' W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L3 (普通コンドライト)

Found 1931

Recognized 1956

鉄20.77%

風化の影響を受けた31.5キログラムの石は1931年に掘り起こされました。確認されたのは1956年です。

 

 

No. 11

Jelica, Serbia, Yugoslavia (ユーゴスラビア、セルビア)

43'50'   N.,   20'26'30"    E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL6 (普通コンドライト)

Amphoterite, Brecciated 

Fell: 1889, December 1, 14:30

1889年12月1日地元の住民は光に続く爆発音を耳にしました。石のシャワーは8x5キロメートルの地域に降り注ぎました。石は26個以上発見され、重さは8.5キログラムから70グラムまで様々で、重さの合計は約34キログラムほどでした。Jelica LLコンドライトの良い例であり、薄い灰色のマトリックスに興味深い破片が見られます。

 

 

No. 12

Julesburg, Sedgewick County, Colorado, USA (アメリカ合衆国、コロラド州)

39'58'30"    N.,    102'16'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L3 (普通コンドライト)

1963年に Julesburg の埋立地で56.6キログラムの隕石がひとつ見つかりました。この隕石の外見は黒い緑のマトリックスに小さい金属片が全体に広がっています。隕石には美しいコンドルールが見られ、興味深い含有物がある部分もあります。

 

 

No. 13

Karatu, Arusha, Tanzania (タンザニア)

3'30' S., 35'35' E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL6 (普通コンドライト)

Amphoterite

鉄 18.56%

1963年9月11日、2.22キログラムの石の落下が目撃されました。落下地点はBassoduwishとKaratuの間でした。Karatu は美しいブレッチア(角礫岩)です。淡いマトリックスは新鮮なLLコンドライトの好例です。露出されている金属の小片には注目する価値があります。コレクションに加えるのに最高の落下です。

 

 

No. 14

Kelly, Logan County, Colorado, USA (アメリカ合衆国、コロラド州)

40'28'   N.,   103'2'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL4 (普通コンドライト)

Amhpteric, Brecciated

発見 1937

44.3キログラムの塊がひとつ見つかったのみです。

 

 

No. 15

Laundry West, Nullarbor Plain, Western Australia, Australia (オーストラリア、ウエストオーストラリア州)

31'28'   S.,   126'56'    E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L4 (普通コンドライト)

発見 1967, March

1967年の3月、合計201.9グラムに及ぶ、ひどく風化した角張った破片が5つ、Laundory Rockholeの北西6マイルの地点に発見されました。この破片は80メートルを超える範囲に渡って撒き散らされていました。この隕石は興味深く、混ざったような概観です。マトリックスは濃い茶色で、金属の小片が全体に見られます。とても良いL4です。

 

 

No. 16

Macy, Roosevelt County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

34'13' N, 103'55' W

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

この隕石は1984年に比較的狭い範囲(15x15メートル)で発見されています。ここでの多くの破片は Mr. Skip Wilsonによって発見されました。ここで発見された隕石は一度の落下における破片であることがわかっており、最も大きい石は24キログラムになります。Macy は中くらいの小麦色から濃いチョコレートブラウン色の石質マトリックスをもっており、小さい金属片が全体にちりばめられています。

 

 

No. 17

Mbale, Uganda (ウガンダ)

1'04'N, 34'10'E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L5/L6 (普通コンドライト)

Fell 1992 August 14, 15:40

この隕石は1992年8月14日の午後、Mbale の人口の多い地域に落下しました。爆発は地元の住民に目撃され、ゴロゴロとしばらく鳴りつづけ、2分ほど灰色から白の煙の跡が残っていたといいます。その後石のシャワーが3x7キロメートル程のエリアに降り注ぎました。数個の隕石は建物にぶつかり、駅や留置場などの建物を突き抜けたりしましたが、怪我人はいませんでした。オランダり流星会によって探索が組織され、27.4キログラムから01グラムまでの塊が残る衝撃点が確認されました。数ヶ月後に発見されたものも含めて、426個の石が回収され、合計108キログラムになります。回収された隕石のほとんどにはフュージョンクラスト(溶融殻)が見られ、大きい破片には薄い砕けたものが焼けた跡があり、比較的高い高度で砕けた証拠を残しています。

 

 

No. 18

McKinney, Collin County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

33'1  1'  N.,  96'43'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Condrite L4 (普通コンドライト)

鉄 21.88%

Highly Shocked

1870年に McKinney から13キロメートル程西で石が2つ発見されました。大きい方は100キログラムになります。この隕石には、興味深い黒いマトリックスに新鮮な金属片が確認でき、風化の影響が見られます。すばらしいコンドライトの典型です。

 

 

No. 19

Nakhon Pathom, Don Yai Hom, Thailand (タイ)

13'44'  N.,   100'5'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

薄い色 鉄 22.17%

暗い色 鉄 21.69%

この隕石は1923年の12月21日、夜9時頃、Nakhon Pathom の南南東10キロメートル辺りに落下し、23.2キログラムの石が回収されました。ナコン・パトムはコンドライトのブレッチア(角礫岩)です。ブレッチアは隕石母体の表面がインパクト(衝突)時に破片が凝縮されて固められたためにできた石の集塊です。この隕石は大きな破片や黒っぽいショック時の筋、角張った小片などがさらに暗いこまかいテクスチャのマトリックスに含められています。

 

 

No. 20

New Concord, Muskingum County, Ohio, USA (アメリカ合衆国、オハイオ州)

40'0'  N.,  8  1'46'  W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

Fell 1860, May 1, 12:45

21.60%

火球の出現と爆発の後16x4.8キロメートル程の範囲に約三十個の石が落下しました。最も大きいものは46.8キログラムほどで、重さの合計は約227.27キログラムでした。石に当たって子馬が1頭死にました。

 

 

No. 21

Parnallee, Madura District, Tamil Nadu, India (インド)

9'14'  N.,   78'21'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL3 (普通コンドライト)

Amphoterite

Brecciated

鉄 18.29%

Fell 1857, Feburuary 28, 12:00

この隕石は1857年2月28日に雷のよう音をたてて2回ほど爆発した後落下しました。石は2つ回収されており、どちらも地元の住民に落下が目撃されています。Parnallee は Madura の 26キロメートル程南だと言われていましたが、Parnalee という村も似た名前の村も存在が確認されていません。正しい落下地点はおそらく Madura から南南西84キ程のところにある、Ramnad ディストリクトの Perunali だと思われます(914N, 7821E.)。この古いコンドライトにはすばらしく大きいコンドルールがあり、LL3 amphoterite では最良質のものかもしれません。落下回収隕石なので Parnallee はとても新鮮でもあります。

 

 

No. 22

Ragland, Quay County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

34'46'4' N.,  103'33'  W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite LL3 (普通コンドライト)

Found 1982, recognized in this year

12.1キログラムの塊は、小麦畑で見つかりました。

 

 

No. 23

Rupota, Mtwara, Tanzania (タンザニア)

10'16' S., 38'46' E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 in L4 マトリックス(普通コンドライト)

Xeolithic

21.89%

この隕石は1949年2月7日に雷のような音を立てて落下し、46センチメートルほど深く突き刺さりました。6キログラムの石がひとつ回収されました。Rupota は、マトリックスの中に砕屑岩を含む美しいコンドライトです。

 

 

No. 24

Saratov, Near Donguz, Penza, Federated SSR, USSR (ソビエト連邦)

52'33'   N.,   46'33'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L4 (普通コンドライト)

この隕石は1918年9月6日午後3時に落下しました。住人たちはまばゆい火球を目撃し、それに続く大きな爆発音を耳にしました。数個の石が、Dotiguz, (52'35'N.,46'16'E. および  Belaya  Gora (52'31'N., 46-49'E.)で見つかっており、重さの合計は328キログラム程です。 Saratov は質の良いコンドルールを含む新鮮なコンドライトで、Bjurbole にとても似ています。

 

 

No. 25

Tenham, South Gregory, Queensland, Australia (オーストラリア、クイーンズランド)

25'44'   S.,   142'57'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L6 (普通コンドライト)

Fell 1879 春の夜

1879年、牧場労働者たちは巨大な火球が分裂するのを目撃しました。落下範囲は19x5キロメートルほどで Tenham 駅付近でした。地元のアボリジニーによって、数日で数百キログラムの新鮮な石質隕石が回収されました。100年以上経ってメテオライトハンターたちがその地に戻り、保存状態の良いこれらの石を回収しました。石に含まれる鉄・ニッケルの細かい小片は水分に接していたため、フュージョンクラスト(溶融殻)が茶色い斑点を持っています。

 

 

No. 26

Waltham, Wyoming, USA (アメリカ合衆国、 ワイオミング州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Hypersthene Chondrite L4 (普通コンドライト)

 

 

No. 27

Bishopville, Lee County, South Carolina, USA (アメリカ合衆国、サウスカロライナ州)

34'10'   N.,   80'17'    W

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Aubrite (オーブライト)

Fell 1843, March 25

爆発の跡、5.9キログラム落下

 

 

No. 28

Camel Donga, Nullarbor Plain, West Australia (オーストラリア、ウエストオーストラリア州)

30'19' S, 126'37' E

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Eucrite (ユークライト)

Found January 1984

この珍しい種類の隕石は1984年に、家族旅行中の女性、Mrs. J.C. Cambell の目にとまり、発見されました。計7.6キログラムに及ぶ石が12個見つかりました。光沢のある黒いフュージョンクラスト(溶融殻)があり、ほとんど輝石と斜長石で構成されています。ユークライトには珍しく金属も多く含まれています。いつこの隕石が落下したのかは知られていませんが、石はほとんど風化しておらず、最近の落下だと考えられています。

 

 

No. 29

Cumberland Falls, Whiteley County, Kentuckey, USA (アメリカ合衆国、ケンタッキー州)

36'50' N., 84'21'W

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

Fell 1919, Aprial 9, 12:00

鉄 19.5%

この隕石は1919年の4月の9日、お昼頃に落下しました。地元の住民は火球を目撃し、爆発音を耳にしています。割れてしまった最大級の石は14.1キログラムほどの重さだったCumberland Falls は非常に興味深いオーブライトで、金属の多いコンドルールのような含有物があります。ブレッチア(角礫岩)であるこの隕石のカット面には、丸い破片と角張っている破片がどちらも見られます。

 

 

No. 30

Johnstown, Weld County, Colorado, USA (アメリカ合衆国、コロラド州)

40'21' N., 104'54' W

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Diogenite (ダイオジェナイト)

1924年7月6日、午後4時20分に Johnstown 地域の人々は、4つの爆発音耳にし、この珍しい隕石が落下しました。計27個の石、40.3キログラム程回収され,最大のものは23.5キログラムでした。ダイオジェナイトは非常に珍しい隕石で、光沢のあるフュージョンクラスト(溶融殻)や美しい結晶構造が見られます。この標本では薄い灰色のマトリックスに大きな緑色の結晶が見られます。

 

 

No. 31

Kapoeta, Equatoria, Sudan (スーダン)

4'42' N., 33'38' E

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Howerdite Ca-rich (ハワーダイト)

鉄 13.96%

Fell 1942, April 22, 19:00

これは本当にすごい隕石です。1942年4月22日に11.355キログラムの石がひとつ落ちました。Kapoeta は天体表面の『土壌』の良い例で、ユークライトおよび炭素質コンドライトなどの破片が詰まっています。ハワーダイトは、今なお続く太陽系の生成過程の秘密をとく手がかりのひとつであり、常に変化する地質の姿を見せてくれます。

 

 

No. 32

Kenna, Roosevelt County, New Mexico, USA  (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrtie (エイコンドライト)

Ureilite (ウレイライト)

保存状態の良い10.9キログラムの塊が1972年に発見されましたが、フュージョンクラスト(溶融殻)のおかげですぐに隕石だと認識されました。ウレイライトは最も希少であり、最も良く理解されていない種類の隕石です。かんらん石、ピジオン輝石、炭素で構成され、科学者の論議を呼んでいます。多岐にわたる研究の結果、この謎めいた隕石の母天体は金星だと考えている科学者もいます。

 

 

No. 33

Khor Temiki, Gash delta, Kassala, Sudan (スーダン)

16' N., 36' E. approx

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

この隕石は1932年4月8日に落下し、数個の石が落下する模様は地元の人々にも目撃されています。合計約3.2キログラムほどの隕石が回収されました。しかしながら、そのうち現在まで保存されているのは2キログラムにもなりません。オーブライトは最も希少なタイプの隕石のひとつで、落下と発見あわせて11事例しか記録に残っていません。これらはもろく、エンスタタイト(頑火輝石)の結晶と非常に小さい鉄・ニッケルの含有物で構成されています。

 

 

No. 34

Luotolax, Viborg, Finland (フィンランド)

61'12'   N.,   27'42'   E

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Howardite Ca-rich (ハワーダイト)

この珍しい隕石は1983年12月13に爆発音が確認され、その後発見されました。隕石シャワーは、Lutolaxn 村近くの氷で覆われた池の表面に降りました。Lutolax はすばらしいハワーダイトです。これらは大きめの小惑星だと思われる母天体について良いヒントを与えてくれ、太陽系の生成時から起きている地質過程について教えてくれます。

 

 

No. 35

Mayo Belwa, Adamawa, Nigeria (ナイジェリア)

8'58'  N.,  12'5'   E.

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

Amphibole を含む

1974年4月3日、ソニックブームを伴った巨大な火球が地元の住人に目撃されました。4.85キログラムの石がひとつ回収されましたが、現在まだ保存されているのは2キログラムほどです。Mayo Blewa は数種の石質の物質で構成されたブレッチア(角礫岩)隕石す。興味深く珍しい小片が見られるため、オーブライトの中でも見て最も楽しめるものです。

 

 

No. 36

Millbillillie, Wiluna District, West Australia, Australia (オーストラリア、ウエストオーストラリア)

26927' S., 120'22' E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Eucrite (ユークライト)

Fell 1960, October, day unknown, but about 1 pm, Recovered 1970

この、カルシウムの豊富な石質隕石は1960年の8月に落下しました。焼けた殻に見られる熔けた石の跡から、地球の大気圏に高速で突入したことがうかがえます。流れたような跡、突起、そして隕石飛行の前後を示す方向などが標本によってそれぞれ見られます。この隕石は落下地点に地元の人々を起用して捜索した結果回収されたものです。

 

 

No. 37

Norton County, Kansas, USA (アメリカ合衆国、カンザス州)

26927' S., 120'22' E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

1.60%

1948年2月18日、カンザス州、オクラホマ州、ニューヨーク州の住民から、空に煙を残した火の玉を見たという報告が多数届きました。隕石の雨はカンザス州ノートンと、ネブラスカ州 Fumas に大量に落下しました。1トンのものや、約59.8キログラムのものを含む、100以上の石が回収されました。この隕石はとても脆く、石灰の非常にすくないエンスタタイトエイコンドライト(オーブライト)に鉄・ニッケルの含有物を含むもので、カットするとほとんど白く、非常に小さい鉄・ニッケルが見えます。フュージョンクラスト(溶融殻)はとても薄く、クリーム色です。

 

 

No. 38 37と同じ)

Norton County, Kansas, USA (アメリカ合衆国、カンザス州)

26927' S., 120'22' E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

1.60%

1948年2月18日、カンザス州、オクラホマ州、ニューヨーク州の住民から、空に煙を残した火の玉を見たという報告が多数届きました。隕石の雨はカンザス州ノートンと、ネブラスカ州 Fumas に大量に落下しました。1トンのものや、約59.8キログラムのものを含む、100以上の石が回収されました。この隕石はとても脆く、石灰の非常にすくないエンスタタイトエイコンドライト(オーブライト)に鉄・ニッケルの含有物を含むもので、カットするとほとんど白く、非常に小さい鉄・ニッケルが見えます。フュージョンクラスト(溶融殻)はとても薄く、クリーム色です。

 

 

No. 39

Pena Blanca Springs, Brewster County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

30'7.5'   N.,   103'7'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Poor Aubrite (オーブライト)

Fell, 1946, August 2, afternoon

1946年8月2日、この希少な石質隕石は、Marathon 近くの濁った池に激しい水しぶきをたてて飛び込みました。これは池の底に当たった後2つに割れました。落下は十数人に目撃され、ソニックブームも聴かれました。47キログラム、13キログラムのものを含む、約70キログラムが回収されました。オーブライトはエイコンドライトのなかでも最も希少な種類のひとつです。この隕石はほとんどすべて白ですが、カット面には小さな金属が見られます。フュージョンクラスト(溶融殻)は非常に薄く、クリーム色です。

 

 

No. 40

Abbott, Colfax County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

36'18  N. , 104'17 W

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Bronzite Chondrite H3 (普通コンドライト)

Regolith Breccia

鉄 25.35%

この美しい石質隕石は1951年に最初に発見され、1960年まで石が見つかっています。Abbott は Farleyから19キロメートルと少しの場所で、TafoyaとChicoからは3.2キロメートル程です。最初はH6として分類されましたが、その後の研究によって、実はかわったH3でレゴリスブレッチアであることがわかりました。隕石には美しい黒色のマトリックスに金属質の破片が全体に豊富に見られます。

 

 

No. 41

Belmont, Laffayette County, Wisconsin, USA (アメリカ合衆国、ウィスコンシン州)

42'44'  N.,  90'2   I'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

Found 1985 春

25.3キログラムの塊がひとつ見つかっているのみです。

 

 

No. 42

Big Rock Donga, Nullarbor, South Australia, Australia (オーストラリア)

42'44'  N.,  90'2   I'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

1970年 Fisher の町の10マイル北で、ウサギのハンターによって19キログラムの石が発見されました。1989年までは隕石とは確認されていませんでしたし、最初は高いニッケル含有量のため、エンスタタイト(頑火輝石)コンドライトだと思われていました。塊の大部分は発見者が所持しています。

 

 

No. 43

Chela, Tanzania (タンザニア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

 

 

No. 44

Chico Hills, Colfax County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

36'0' N., 104'30' W. approx

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

Found 1951, between 1951 and 1960

この隕石は1951年に発見されました。Chico Hills olivine-bronzite (かんらん石・古銅輝石)コンドライトで、かんらん石と古銅輝石を大体同じ分量含んでおり、ニッケルの多い金属を含んでいます。これは濃い茶色のマトリックスに金属小片がちりばめられている典型的なH4コンドライトです。

 

 

No. 45

Coonana, South Australia, Australia (オーストラリア、サウスオーストラリア)

29'51'  S.,   140'42'   E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

鉄 24.87%

この興味深い隕石は1962年に Coonana Bore の西5.5キロメートルの地点で6.8キログラムの塊として発見されました。Coonana は暗い、チョコレート色をした茶系のマトリックスに、全体が美しく赤み掛かっています。

 

 

No. 46

Correo, Valencia County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

34'57'   N.,    107'10'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

この隕石は1979年に発見され、古く、規模の大きい落下の一部であったと考えられています。破片はニューメキシコ砂漠に広範囲にわたって撒き散らされていました。事実、今日でもまだ同じ石が発見されています。ほとんどの石には綺麗なフュージョンクラスト(溶融殻)がついています。

 

 

No. 47

Deakin 007, Nullarbor Plain, Western Astralia, Australia (オーストラリア、ウエスタンオーストラリア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

この隕石は1989年にナラーバー平野で発見された多数の隕石のひとつです。表面は風化の影響を受けているため、比較的古い落下であったと思われます。Deakin 007 には非常に濃い茶色のマトリックスがあり、多くの金属小片が全体に見られます。

 

 

No. 48

Dimmitt, Castro County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

34'35'   N.,    102'10'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6, Brecciated (普通コンドライト)

ただしH5 および LLグループの砕屑岩を含む

24.8%

この隕石は1841年に発見され、最低でも21個、合計13.5キログラムが集められました。Tulia と同じ落下の隕石だとも言われています。金属片を大量に含む暗い色のマトリックスはどちらの隕石にも共通しています。Dimmit は代表的なHタイプコンドライトです。

 

 

No. 49

Estacado, Hale County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

33'54'   N.,   101'45'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

Found 1883

鉄 27.88%

この隕石は1883年にヘールセンターから12マイル南で発見されました。290キログラムの大きな石が一個でした。Estacado は、濃い灰色から黒のマトリックスに金属片や筋が多数見られる非常に興味深いコンドライトです。

 

 

No. 50

Etter, Moore County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

35'59' N.,  101'54'  W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

1965年にテキサスの農民が畑を耕しているとき、完全な石を四つと破片をひとつ見つけました。重さは合計153.3キログラム程で、翌年に隕石であることが確認されました。この石質隕石が特別なのは、輝く鉄・ニッケル金属片がところどころ管のように形作っていることです。ヒスイのような緑色のケイ酸塩もこの隕石の全体に見られます。

 

 

No. 51

Faucett, Buchanan Countyt, Missouri, USA (アメリカ合衆国、ミズーリ州)

39'37' N., 94'52' W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

鉄 26.59%

1966年4月、この5.5キログラムの隕石は耕されたばかりの土地で発見されました。さらに7つほど回収され、合計すると重さは100キログラムに及びます。内部は非常に新鮮であるため、この隕石は1907年の夏に落下したと考えられています。磨いた面には鉄・ニッケルの小片が非常にはっきりと見えます。

 

 

No. 52

Fluvanna (b), Scurry County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

32'54'12"     N.,     101'9'46"     W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

Found 1976

破片が数多く発見されており、合計1.8キログラムほどになります。

 

 

No. 53

Gao, Upper Volta (アッパーボルタ1984年まで。現在のブルキナファソ)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

この隕石は1960年3月5日、午後5時頃落下しました。レオから60キロメートル北、上ボルタ(現在のBurkinaFaso)とガーナの国境地域で、最低でも16個落下しています。最大のものは2.5キログラムです。Gaoには灰色のまだらのマトリックスに金属片が全体に見られます。非常に興味深いコンドライトです。

 

 

No. 54

Great Bend, Barton Count, Kansas, USA (アメリカ合州国、カンザス州)

38'23'42'   N.,    98'54'57'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

この隕石は1983年に発見されましが、28.77キログラムの石がひとつ見つかったのみです。Great Bend olivine-bronzite (かんらん石・古銅輝石)コンドライトで、かんらん石と古銅輝石を大体同じ分量含んでおり、ニッケルの多い金属を含んでいます。外見は濃い茶色の石質マトリックスに金属片がわずかに見られます。

 

 

No. 55

Guenie, Upper Volta, Africa (アフリカ、アッパーボルタ)

11'45' N., 2'9' W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

この隕石は1960年4月、小さい範囲に石がシャワーのように降り注いだときのものです。数個の石が地元の住民によって回収されました。重さの合計は記録に残されていません。落下地点はLeo から60キロメートル、Ouagadougouから140キロメートルの場所です。Guenie は新鮮なコンドライトで、黒っぽいマトリックスに豊富な金属片がみられます。

 

 

No. 56

Juancheng, Shandong Province, China (中国、山東省)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

Fell 1997 February 15, 23:23

この隕石は1997年2月15日に、中国の Juancheng の空を明るくするほど眩い光を放った火球が落下したものです。石のシャワーが10キロメートルを超える地域に降りました。不思議なことに、最大の石でも重さは2.7キログラムしかありませんでした。このうちひとつは民家の天井を突き抜けストーブの上にあったなべに落ちたそうです。隕石はとても新鮮ですばらしいフュージョンクラストがついています。

 

 

No. 57

Jilin, China (中国、)

44'0'   N.,   126'30'    E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

鉄 28.6%

1976年3月8日、午後3時中国Julin付近で数回の爆発を伴う火球が目撃され、石の雨が降りました。最大のものは1770キログラム、落下の合計量は4トンにもなります。この不自然なコンドライトは薄い色のマトリックス持ち、スライスには黒いショック筋が見えることがあります。

 

 

No. 58

Kabo, Kano State, Nigeria (ナイジェリア)

1 1'5 I' N., 8'1 3' E. approx.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

鉄 29.4%

Xenolithic

Fell 1971, April 25, 16:30

この隕石は1971年4月25日に西から東に向かって飛行、Kabo村近くで落下しました。最低でも4つは落下が目撃され、それは合計13.4キログラムになります。最も大きい石は約6キログラムですが衝撃時に2つに割れてしまいました。これは珍しい xenolithic コンドライトです。Xenolith とは、石の破片が母体の石と関係していないものを指します。

 

 

No. 59

Muslymovo, Tatar ASSR, USSR (ソビエト連邦、タタール)

55'18'N, 53'12'E

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

この隕石は1964年5月10日に地元の農民、G.M. Magdeev に発見されました。10.58キログラムの石が鋤の刃の間にはさまったためです。これは1983年まで隕石だとは知られていませんでした。Muslyumovo は黒っぽいマトリックスの良いコンドライトです。

Musiyumovo                               55'18'N, 53'12'E

Musiyumovskij District, Tatar ASSR USSR

Found May 10, 1964  recognized 1983               PIC%!PopupID(qchPath, `ctx_musiyum>Popup1')

  Stone. Chondrite

One stone was found weighing 10.58 kg. The meteorite became stuck between the teeth of a harrow . It was found by farmer G.M. Magdeev.

 

 

No. 60

Oxford, Nebraska, USA (アメリカ合衆国、ネブラスカ州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5-6 (普通コンドライト)

この隕石はもともと1985年に農民に発見されたものです。6キログラムのものがひとつ見つかっただけでした。オックスフォードには、とても美しい茶色のマトリックスに美しい金属片が全体的に見られ、衝撃時に出来た筋が見られます。Hコンドライトの好例です。

 

 

No. 61

Ochansk, Perm, Federated SSR, USSR (ソビエト連邦,

57'47'   N.,   55'16'    E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

Brecciated

27.08

光り輝く流星と爆発にともなって、Okhansk 近郊、Tabory 村で隕石シャワーがありました。重さは合計約500キログラム程で、最大の隕石は115キログラムでした。表面にある無数の小さい穴は、おそらく表面が融解している間に空気が抜けたためにできたと思われます。

 

 

No. 62

Ozona, Crocket County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

30'44'   N.,   101'18'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

この隕石は1929年に発見されましたが、隕石だと確認されたのは1939年になってからです。数個の破片が回収されました。最大のものは45キログラム、合計は127キログラムです。この隕石は赤から濃い茶色のマトリックスに全体的に金属片が見られます。

 

 

No. 63

Plainview (1917), Hale County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

   34'7'   N.,    101'47'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5, Brecciated (普通コンドライト)

鉄 26.81%

1917年、(約)12個の石が発見されました。重さは863gから5キログラムで、合計31キログラムになります。その後集められた分も合わせると700キログラムほど回収されました。この落下に関係のある石は Death Valley stone、つまり 『死の谷』の石とも呼ばれます。炭素質の含有物を含んでおり、年齢も36億年より若い表土隕石です。

 

 

No. 64

Portales Valley, Roosevelt County, New Mexico, USA (アメリカ合衆国、ニューメキシコ州)

3410.5 N., 103 17.7 W.

Stone/Stony-iron Meteorite H6(石質、または石鉄隕石)

1998年6月13日、日曜の朝7時32分、Portales の町に目をみはるように華やかな火球が爆発しました。隕石シャワーはニューメキシコ州の東部に広く降り、数週間後には12グラムから17キログラムまでの隕石片が51個、合計80キログラムほど回収されました。非常に珍しい隕石で、何と見つかった中から最低でも2種類の隕石が発見されています。コンドライト系の石と、パラサイトに良く似た珍しい石質隕石のような塊が見つかりました。このような珍しい落下は、長い隕石の歴史でも最初のことだと思われます。

 

 

No. 65

Salaices, Chihuahua, Mexico (メキシコ、チワワ)

27'0'   N.,   105'15'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-Bronzite Chondrite H4  (普通コンドライト)

この隕石は1971年に Rancho Blanco の北西1.5キロメートルのアエンデストローンフィールド内で発見されました。1981年、元の地点から7。2キロメートル西南西に離れたところでさらに39個の破片が見つかりました。Salaicesはウェザリングの影響を強く受けているため、かなり古い落下だと思われます。茶色のまだらなマトリックスに豊富な金属片が一面に見られます。

 

 

No. 66

Seagraves (b), Gaines County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

32'55'2' N, 102'30' W

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4(/H5?) (普通コンドライト)

1976年、 4.6キログラムの塊がひとつ発見されました。

 

 

No. 67

Seminole (d), Gaines County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H6 (普通コンドライト)

この隕石は最初1976年に認識されました。この隕石には珍しい『衝撃』の歴史が刻まれています。衝撃を受けていないマトリックスに強い衝撃を受けている小さな部分があるのではなく、隕石の大部分が強いショックを受けており、その中に化学的には同様で衝撃が軽かった部分や衝撃を受けていない部分が少量含まれています。隕石には豊富な金属の粒が含まれています。

 

 

No. 68

Tulia (a), Swisher County, Texas, USA (アメリカ合州国、テキサス州)

34'37'   N.,   101'57'    W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H3-4 (普通コンドライト)

Found 1917

Brecciated

畑を耕していると石が二つ、14.9キログラムと8.9キログラムのものが掘り起こされました。アルミナ(酸化鉄)の量が多すぎるため、最初は隕石ではないかと思われていました。Tulia-Dimmitt地域では多くの石が発見されていますが、これらは同じ落下のものだと考えられています。

 

 

No. 69

Weston, Fairfield County, Connecticut USA (アメリカ合衆国、コネチカット州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H4 (普通コンドライト)

Weston はアメリカ合衆国で初めて落下が記録された隕石です。1807年12月14日朝に落下し、農民に発見されました。石は、圃場、納屋の庭、道路などに激突し、こなごなになりました。結果的に10マイル以上に渡る地域に落下しました。個の歴史的な隕石は大量に落下したはずなのですが、保存されたのは少量であったようです。

 

 

No. 70

Willard, New Mexico, USA (アメリカ合州国、ニューメキシコ州)

Stone Meteorite

Olivine-bronzite Chondrite H3 (普通コンドライト)

この隕石は1933年に地元の農民に落下が目撃されましたが、回収されたのは1934年でした。13キログラムの石がひとつ見つかったのみでした。石は発見者の農夫によって農場に保管されていましたが、1995年に隕石であることが確認されました。Willard はブレッチアのあるコンドライトで美しい金属片がマトリックス全体に見られます。大変希少なH3落下です。

 

 

No. 71

Wiluna, Western Australia, Australia (オーストラリア、ウエスタンオーストラリア)

26'35'34'   S.,    120'19'42'    E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

Fell 1967, September 2, 22:46

1967年9月2日夜10時46分、火球とソニックブームに続いて石の雨が降り注ぎました。石は Wiluna 地域の東8キロメートルほどの場所に500から1000個降ったと予想されています。石が散乱していた地域は北西、南東に伸びる6.4x3.2キロメートルほどの楕円でした。回収された隕石は2.2グラムのものから10キログラムまで様様で、合計150キログラムほどでした。Wiluna には薄茶色から濃い茶色にかけてのまだら模様がみられます。

 

 

No. 72

Yarle Lakes 001, Nullarbor Plain, Australia (オーストラリア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Olivine-bronzite Chondrite H5 (普通コンドライト)

この隕石は他のコンドライトに混じって、1990年にナラーバー平原で発見されました。合計913グラムが回収されました。その地域で最寄の地理名が使われ、Yarle Lakes と名付けられました。この隕石には中くらいから濃い茶色のまだらが見られます。豊富な金属片が全体に渡って存在しています。

 

 

No. 73

Zag, Western Sahara or Morrocco (西サハラ、またはモロッコ)

2720N., 920W.

Stone Meteorite

Olivine-Bronzite Chondrite H3-6 (普通コンドライト)

August 4 or 5, 1998

モロッコの Zag 近隣で隕石が山に落下するのが目撃されました。Tan-Tan, Sagd, Zagの名前で175キログラムほどの量が市場に出ています。Zagはガスを多く含んだ表土ブレッチアであり、Monahans (1998) と同様に、岩塩やカリ岩塩結晶の中に塩の流体の泡が含まれています。これらの鉱物は小惑星での食塩水による変成を受けていた可能性があります。

 

 

No. 74

Allende, Chihuahua, Mexico (メキシコ)

26'58'   N.,   105'19'    W.

Stone Meteorite Type III (CV3) (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite (炭素質コンドライト)

23.85%

Fell February8, 1969, 01:05 (Sat)

1969年2月8日メキシコ、Allende の町近くで南南西から飛来した火球が爆発しました。何千もの石が降り、3トンを超える量の隕石が回収されています。落下地域は記録されているものでは世界最大です。Allendeで最大の隕石はウサギのハンターによって発見されました。81x132x深さ33cmのクレーターを作った、およそ100から110キログラムの塊もありましたが、衝撃の際に割れてしまいました。Allende にはCAI と呼ばれるカルシウム・アルミニウム含有物が含まれています。

 

 

No. 75

Cold Bokkeveld, Cape Province, South Africa (南アフリカ)

33'8'   S.,   19'23'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite CM2 (炭素質コンドライト)

20.85%

火球の出現と爆発のはと数多くの石が落下しました。 最大のものは2キログラムでした。

 

 

 

 

No. 76

Felix, Perry County, Alabama, USA (アメリカ合衆国、アラバマ州)

32'32' N., 87'10' W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite Type III  CO3 (炭素質コンドライト)

Fell 1900, May 15, 11:30

鉄 25.94%

1900年5月15日、Robert D. Sturdevant は綿花畑で作業中隕石の落下を目撃しました。ゴロゴロという騒音を耳にした後、上を見上げると隕石が頭の上にあるのが見えました。男の子が、800メートルほど先から3.2キログラムの主要な塊を見つけてきました。Felix CO3であり非常に高価な隕石で、炭素質隕石の中でも数個しか存在しないクラスに属しています。

 

 

No. 77

Karoonda, Buccleuch County, South Australia, Australia (オーストラリア、サウスオーストラリア)

35'5'  S.,  139'55'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite C5 (炭素質コンドライト)

Fell 1930, November 25, 22:53

この隕石は1930年の11月25日に落下しました。最大のもので3.2キログラムにも及ぶ大量の破片が約2週間後に発見されました。炭素質コンドライトは太陽系で最も古いものの生き残りです。Karoonda はこのグループの中でも最も興味深く、もともとC5に分類されました。しかしながら、その特異な構成から今日でも研究が続いています。

 

 

No.78

Murchison, Victoria, Australia (オーストラリア,ヴィクトリア州)

36'37'  S.,   145'12'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite Type II  CM2 (炭素質コンドライト)

Fell 1969, September 28, 10:45-01:00

この隕石は1969年9月28日に5平方キロメートルを超える地域に石が降ったときのものです。最大のものは7キログラム、合計100キログラムほど落下しました。この珍しいタイプの石質隕石には地球でそれまで発見されていなかったアミノ酸が見つかっており、太陽系が予想より古いことも示しています。こうした隕石がもともとの『生命の元』となるものを地球や他の惑星に運んできたと信じている科学者もいます。

 

 

No. 79

Murray, Calloway County, Kentucky, USA (アメリカ合衆国、ケンタッキー州)

36'36'  N.,   88'6'   W.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite  Type II CM2 (炭素質コンドライト)

1950, September 20, 01:35

21.25%

火球の出現と爆発音の後30秒ほどたって、ケンタッキー湖、Wildcat Creek 近くの Murrayから東に9マイルの地点に隕石片のシャワーが降りました。回収されたのは合計12.6キログラムほどで、最大のものは3.4キログラムほどの重さでした。

 

 

No. 80

Orgueil, Montauban, Tarn-et-Garonne, France (フランス、タルンエガロンヌ)

43'53'  N.,   1'23'   E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite Type I  CI (炭素質コンドライト)

19.47%s

この珍しい炭素質コンドライトは1864年5月14日、夜8時を1,2分回ったあたりで落下しました。小さい石が20個ほどの落下でした。最大のものは人の頭ほどの大きさですが、ほとんどは握りこぶしくらいのものでした。CIコンドライトは隕石の中で最も化学的に原始的なものです。これらはマイクロブレッチアであり、コンドルールを含まない、珍しいものとなっています。

 

 

No. 81

Ornans, Doubs, France (フランス、ドゥー)

47'7'  N.,  6'9'   E.

Stone Meteorite

Carbonaceous Chondrite Type III  CO3 (炭素質コンドライト)

鉄 23.97%

爆音に続いて6キログラムの石が落下、2つに割れました。タイプIII のサブタイプは2つありますが、片方の代表となっています。

 

 

 

No. 82

Renazzo, Italy (イタリア)

44’46N., 11’17’E.

Stone Meteorite (石質隕石)

Carbonaceous Chondrite CR2 (炭素質コンドライト)

Fell, 1824 January 15, 20:30

イタリアのRenazzo、夜8:30、激しい光と爆発音の後、数個の石が落下しました。回収されたのは3つのみで、大きさはそれぞれ5キログラム以下、合計10キログラムでした。これはショックステージS1からS3のブレッチアです。

 

 

No. 83

Canyon Diablo, Arizona, USA (アメリカ合衆国、アリゾナ州)

Iron (鉄隕石)

Octahedite

Graphite nodule (グラファイトノジュール)

このグラファイトノジュールは北アリゾナのメテオクレーター近くの平原で1891年に見つかりました。何千年前に落ちた巨大隕石の一部でした。カーボンとカマサイトとよばれる金属の線で出来ています。ある理論では、このようなノジュールが存在するのは、巨大小惑星や小さい月の熔けた鉄・ニッケルコアにグラファイトの『泡』があったためだと主張されています。

 

 

No. 84

Miles, Queensland, Australia (オーストラリア、クイーンズランド州)

27'50'S, 150'20'E

Iron Meteorite (鉄隕石)

Silicated IIE (ケイ酸塩を含む)

この美しいケイ酸塩鉄隕石は1992年にオーストラリアのマイルズ近郊の農場で発見されました。265キログラムの塊がひとつのみでした。この隕石は、鉄隕石 IIE として分類されましたが、コンドライトタイプではないケイ酸塩を含んでおり、火山のある環境で一部結晶化したと考えられています。この希少な鉄隕石は現在さらに研究されています。この隕石のスライスを磨いたものは、鉄・ニッケルのマトリックスにケイ酸塩の含有物が見られます。近年で最も興味深い発見隕石のひとつです。

 

 

No. 85

Mundrabilla, Nullarbor Plain, West Australia, Australia (オーストラリア、ウエストオーストラリア)

30'47'  S.,   127'33'   E.

Iron Metorite (鉄隕石)

Medium Octahedrite (ミディアム・オクタヘドライト)

硫黄、ケイ酸塩含有物

プレミアダウンズとも呼ばれるこの隕石は、1911年に初めて発見されました。1966年には Nullarbor Plain で新たに発見されました。16トンのものと6トンの大きな塊がオーストラリア横断鉄道近くで見つかりました。この隕石には穴や窪みあり、非常に奇妙な形をしています。激しくねじれている形もあります。もともとの酸化した表面はそのまま残されています。

 

 

No. 86

Odessa, Ector County, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

31'43'   N.,    102'24'    W.

Iron Meteorite (鉄隕石)

Coarse Octahedrite (コース・オクタヘドライト)

この隕石は約50,000年前に落下し、幅180メートルにも及ぶクレーターを作りました。クレーターは現在は砂に埋もれ、油田やオデッサ付近の高速道路近くの茂みに囲まれてほとんど見えません。1923年に発見されてから、何年もかけて数千の隕石片が集められました。この隕石がカットされ、磨かれ、エッチングされると結晶の特別な模様、ウィドマンステッテン構造が現れます。

 

 

No. 87

Steinbach, Erzgebirge, Karl-Marx-Stadt, Germany (ドイツ、カルル・マルクス・シュタット)

50'30' N., 12'30'  E.  approx.

Iron Meteorite (鉄隕石)

silicated Inclusions (ケイ酸塩含有物)

この非常に希少な隕石は1724年に発見されました。Steinbachは他の一般的な分類には入れられないため、IVA特異鉄として分類されました。ケイ酸塩の含有物が、この隕石を非常に珍しい発見隕石にしています。

 

 

No. 88

Udei Station, Benue River, Nigeria (ナイジェリア)

Iron Meteorite (鉄隕石)

Medium Octahedrite with Silicate Inclusions (ミディアム・オクタヘドライト、ケイ酸塩含有物)

1927年の春、ナイジェリアの人々はこの珍しいケイ酸塩を含む鉄隕石の落下を耳にしました。しかし、落下の正確な日付はわかっていません。その後すぐに102.7キログラムの塊が発見されました。目撃者によると、少なくとももうひとつの塊が落下しているはずであり、捜索は続けられましたが、残念ながら場所を確認することはできませんでした。ケイ酸塩を含む鉄隕石は非常に珍しく、ほんの一握りほどしか記録されていません。

 

 

No. 89

Wolf Creek, Australia (オーストラリア)

Iron Meteorite (鉄隕石)

Medium Octahedrite (ミディアム・オクタヘドライト)

1947年6月、円形の巨大クレーターが空から目撃され、その後この隕石が発見されました。鉄・頁岩(ケツ岩)の破片がクレーターの縁、南西の部分で大量に発見されました。これらの破片には、3.5%から4.5%のニッケルが含まれています。変化していない金属を含むものも見つかっています。巨大隕石クレーターからの興味深い隕石です。

 

 

No. 90

Brahin, Minsk, Russia (ロシア、ミンスク)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

この隕石は1810年に発見され、80キログラムと20キログラムのものが見つかりました。Brahin は美しい石鉄隕石で、ゴールドとグリーンのクリスタルを持っており、見かけは Wyoming Albin に非常によく似ています。これはブレッチアのパラサイトでのため、鉄・ニッケルマトリックスの全体にクリスタルがバラバラに散っています。

 

 

No. 91

Ahumada, Chihuahua, Mexico (メキシコ、チワワ)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

1909年、Ahumada の東60マイルの地点で52.7キログラムの塊が発見されました。この珍しいパラサイトは角張った、巨大な緑色のクリスタルを含んでおり、パラサイトから見つかったカンラン石の中でも最大級のものがいくつかあります。科学者たちは、パラサイトは惑星の生成過程で生成されたと信じています。熔けた金属核がケイ酸塩のマグマと混合し、冷却過程でケイ酸塩からかんらん石が結晶化したためにできたものです。

 

 

No. 92

Brenham, Kiowa County, Kansas,  USA (アメリカ合衆国、カンザス州)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

1882年に初めて見つかってから、Brenham Haviland Crater 落下としても有名でした。約20個、1トンを超える量の隕石が集まりました。科学者たちは、パラサイトは惑星の熔けた金属核がケイ酸塩のマグマと混合し、生成されたと信じています。固まっていく過程でケイ酸塩が冷えると、そこからかんら石が結晶化し、金属型に押し込まれたものだと考えられています。

 

 

No. 93

Springwater, Saskatchewan, Canada (カナダ、サスカチュワン州)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

1931年、H.H.ナイニンジャーは、スプリングウォーターの町近くで農民が発見した18.6キログラムの塊からのサンプルを30グラム程受け取りました。鑑定した人は、それは人工物で何の価値もないといいましたが、ナイニンジャーの分析によって珍しいタイプの隕石、パラサイトであることがわかりました。このクラスの分類のもととなり、他のパラサイトからは見つかっていない farringtonite と呼ばれる鉱物を含む、非常に珍しく歴史的価値のあるパラサイトです。

 

 

No. 94

Esquel, Chybut, Argentina (アルゼンチン)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

1951年頃、地元の人に1500キログラムの塊が発見されました。エスケルには大きなライムグリーンのクリスタルが含まれており、パラサイトの中でも最も美しいもののひとつです。科学者たちは、パラサイトは惑星の熔けた金属核がケイ酸塩のマグマと混合し、生成されたと信じています。固まっていく過程でケイ酸塩が冷えると、そこからかんら石が結晶化し、金属型に押し込まれたものだと考えられています。

 

 

No. 95

Huckitta, Northern Territory, Australia (オーストラリア、ノーザンテリトリー)

Stony-Iron Meteorite (石鉄隕石)

Pallasite (パラサイト)

この隕石は1924年に発見されましたが、それまでは何千年もの間砂漠にあったと考えられます。この隕石は丸ごと鉄の頁岩(ケツ岩)で覆われています。環境の影響によって、鉄・ニッケルのマトリックスはヘマタイトとマグネタイトに変わってしまいました。カンラン石の結晶は完全な形で残っており、その珍しい色と模様は残ったままです。

 

 

No. 96

Khairpur, Bahawalpur, Sind, Pakistan (パキスタン、シンド州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Enstatite Chondrite E6  (エンスタタイトコンドライト)

1873年9月23日、光り輝く火球が空に現れ、石の雨が16マイル四方のエリアに降り注ぎました。この歴史的な落下は、隕石の出現に対する理解を深めるのに役立ちました。標本からはとても新鮮なマトリックスが見られます。どんなコレクションにも是非追加したい逸品です。

 

 

No. 97

Happy Canyon, Texas, USA (アメリカ合衆国、テキサス州)

Stone Meteorite (石質隕石)

Enstatite Chondrite EL6 (エンスタタイトコンドライト)

 

 

No. 98

Yilmia, Australia (オーストラリア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Enstatite Chondrite (エンスタタイトコンドライト)

 

 

No. 99

Nakhla, Abu Hommos, Alexandria, Egypt (エジプト、アレクサンドリア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Achondrite (エイコンドライト)

Ca-Rich Nahlite (ナクライト)

1911年6月28日、20グラムから1800グラムの石が40個ほど地球、エジプトのナクラに激突し、地元の市民を震え上がらせました。事実、この天からの来訪者は犬を殺しました。科学者たちはこの非常に珍しい隕石は火星から着たものだと信じています。これは、比較的若い火山岩であり、バイキングによる探査で確認された物質と同じパーセントのガスを含んでいます。

 

 

No. 100

Shergotty, India (インド)

Achondrite (エイコンドライト)

Shergotitte (シャーゴッタイト)

SNC (火星隕石)

 

 

No. 101

Dar al Gani 489, Libya (リビア)

Stone Meteorite (石質隕石)

Eucrite Achondrite (ユークライトエイコンドライト)

Shergotitte (シャーゴッタイト)

1997年、1998年にリビアの吹きさらしのサハラデザートからココナッツ大の石が回収されました。Dar al Gani 489 は強度の衝撃を受けた火山性玄武岩です。主要な要素が特定の割合で含まれており、火星起源であることを示しています。近隣で発見されたもうひとつの石と構成がほぼ同じことから、同じ母体からの破片であることがわかります。こうした隕石の発見により、火星からの隕石は13種類になりました。