種類別、隕石の見分け方
ここでは比較的明らかな鉄隕石は除きます
種類別、隕石の見分け方
メソシデライト(石鉄隕石の一種)の場合
- 金属部分(鉄・ニッケル合金)とシリケイト(ケイ酸塩鉱物)のが大体同量の割合
- 金属部分からヴィドマンステッテン模様が見えることがある
- フュージョンクラスト
- 磁力
E, H, L, LL コンドライト(石質隕石)
- ニッケルを含んでいる
- 多少の磁力を帯びているものから、かなりの磁力を帯びているものがある
- 完全体(砕けてないもの)は黒っぽいフュージョンクラストの殻がある。腐食してない場合
- 地球上でない(あるいは珍しい)鉱物と化合物
- 比重が一立方センチあたり、3.5-3.8
- コンドルール(球粒)がある
C コンドライト(石質隕石)
- フュージョンクラスト
- コンドルール(タイプによってある/ない)
- 比重 < 3 (一立方メートルあたり2.2-2.9グラム)
- CAI (Calcium-Alminium-rich inclusions - カルシウム・アルミニウムの豊富な含有物)
を含んでいるものもある。これらは白、または灰色である
- ニッケルを含んでいないか、含んでいてもほとんどない。
CK3 または CV3 には、かんらん石または Ttroilite phases にニッケルを含んでいる
ものもある。
- 黒っぽく暗い灰色のマトリックス(母体)
エイコンドライト(石質隕石)
- フュージョンクラスト。光沢がある場合あり
- コンドルールがない(エイコンドライトだから)
- わずかに磁力を帯びている(金属の含有量による)
- ニッケルがほとんどない、または完全にない
月隕石(石質隕石)
- フュージョンクラスト
- コンドルールがない
- 鉄ニッケル合金の痕跡、硫黄が細々とした粒としてばらまかれている
- 微小の鉄金属の痕がある
火星隕石 - SNC (Shergottites, Nakhlites, Chassignites)
- フュージョンクラスト
- コンドルールが無い
- ニッケルはほとんど含まれていない(と思う?)
- マトリックスは緑っぽい、または灰色っぽい色合い(地球上での影響をあまり受けていない場合に限る)
- Chemical make-up closely matches taht of Viking lander findings (oxygen isotopes)
隕石でないと判断したあとで、『地球上の石』だという確かな証拠は?
- フュージョンクラストが無い
- 比重がやたら軽い/重い
- ニッケル鉄合金が含まれていない
- 近くに似たような地球の石がたくさんある
隕石かどうか、本当に正確な鑑定はそれなりの研究所でしか行えない。
しかし、多くの場合、
- ニッケルテスト
- 比重
- 磁力
- 落ちたばかりのものはフュージョンクラスト(鈍く光る)
- (鉄)ヴィドマンステッテン模様の有無
- (コン)コンドルール