Richard O.Norton, Rocks from Space (Appendix E, P417)
鉄隕石には必ずニッケルが含まれています。したがってニッケルが含まれている か調べることでそれが隕石であることの証明にもなります。これはコンドライト にもテストで陽性の結果がでるくらいのニッケルが含まれているため、コンドラ イトにもこのテストは利用できます。ニッケルの有無を調べる一般的な化学テス トは高校の実験室で行えます。
身体を守るため、ゴム手袋とゴーグルを装着します。隕石の疑惑をもつものの1 グラム未満くらいの少量の隕石を、加熱してある塩酸に溶かします。
完全に溶けたところで、この液体に硝酸を2,3滴加え、液中の鉄を酸化させま す。その後、クエン酸を2,3滴加えて鉄が凝結(田中注:あるいは沈殿)しな いようにします。アンモニア水(田中注:ammonium hydroxide の訳はこれでい いのでしょうか?)でこの液体を中和します。液体には凝結(田中注:または沈 殿)している物質はないはずです。もしある場合はこして(田中注:フィルター アウトして)透明な液体にします。もしニッケルが含まれている場合は、それが 微量であっても、液体は輝くチェリーレッド色に変わります。