隕石がもっとも見つかり安いのは過去にすでに見つかっている場所です。有名な クレーターなどにはまだ隕石があると思われていますが、探索は制限されている ために無理かもしれません。ただし、ストローンフィールド(田中注:直訳は、 まき散らされた場所)が完全に探し尽くされていることはないでしょう。(田中 注:事実マイクファーマーは今もチリのイミラックに行ったり、アフリカに何度 ももどって隕石を探しています)
隕石探索に行く前に道具を確認しておきましょう。地質学者に明らかに必要な 『つるはし』や『シャベル』の他に、10倍の拡大鏡は必需品です。そして隕石 の多くは磁石に引きつけられるのに十分な鉄を含んでいるため、小さくて協力な 磁石を持っていきましょう。知られている鉄隕石のストローンフィールドで表面 にある隕石を探しているのなら、1メートル程の棒の先に磁石をくっつけると良 いでしょう。古いストローンフィールドなどでは隕石はふつうの岩石などに紛れ て見分けがつきません。この道具が必ず役に立つことでしょう。
小さな石質隕石もマグネットで見つけることが可能な場合があります。大きめの 隕石になるとよくわからないので、磁石と隕石を手にもつことで、引き合ってい るかどうかを感じ取ります。
|
鉄隕石のストローンフィールドでも広いものでは、何十センチかそれ以上の深さ まで隕石が埋まっています。金属探知器はすべて引き起こされるバランス(田中 注:帰納的バランス)によってなりたっています。ポールの先にある20センチ から25センチ程の直径の円盤形のヘッドから引き起こされる磁場がヘッド内の 銅線のコイルに呼び込まれ、ヘッドが地面から何センチかになるとこの磁場が地 面を突き抜けます。したがって、地面に埋められているメタルなど、伝導性の物 質はすべて磁場の振動幅の段階を変え、磁場を歪ませます。ハンドルの近くの電 気機械がこの歪みに反応し、歪みのレベルを示すメーターにシグナルを送ります。 メーターからはメタル源のだいたいのサイズ・深さを知ることができます。 ほとんどの金属探知器は音の強さによって知らせてくれます。
|
![]() |
隕石ハンターの多くは米国オレゴン州の White's Electronics によって製造さ れた金属探知器を使用しています。モデル 5900 と 6000DI が何十年ものあいだ 主力となっています。これらは鉄隕石を約2メートル程の深さまで調べることが 可能です。探知機はあらゆる感度に対応させることができ、高感度にセットする と、地上で3、4グラムほどのものでも探知可能です。表面にでていないもので も浅ければ10グラムくらいでも反応します。残念ながら弾丸(田中注:恐ろし い国ですねぇー・・・)や釘、そして何十年も埋まっていて錆びているものなど、 何にでも反応してしまいます。熟練のメテオライトハンターはもうちょっと感度 を鈍くしてくずを拾わないようにします。この問題は、ホワイトの新しいスペク トラムシリーズの探知機で解決されました。この最高級の金属探知器はメーター に代わって画面表示が細かい情報を伝えてくれます。システムはプログラムする ことによってカスタマイズが可能で、磁場の歪み方によって隕石と人工のものを 区別したり、金属の質を区別したりすることもできます。地面の伝導性が強すぎ なければ、約1メートル地中の石質隕石に含まれる鉄隕石を探し当てることも可 能です。以前のモデルとは異なり、スペクトラムは近くで使用されている金属探 知器に妨害されることもありません。
| ホワイツ・エレクトロニックス(White's Electronics)による金属探知機(metal detector)Spectrum XLT($900) | |
![]() |
このモデルは5つのプリセット・プログラムがあり、カスタム設定も非常に細かくできるようになっています。
ディスプレイ部 すべてのターゲットに対して棒グラフが表示されます。 VDI(視覚的識別表示)番号や新しいターゲットのアイコンが表示されます。地面をなぞるだけでこれらの情報が得られ、良いターゲットは0より右、プラスに、ジャンク(釘など)はマイナスに表示されます。 |
|
この部分のみインターネットから抜粋・翻訳(http://www.treasurenet.com/whites/)
|
|
![]() |
より大きなヘッドは広くカバーし、より深くまで探知しますが、重くてあつかい づらく、表面や表面近くの隕石をスキップしてしまうことがあります。大きなヘ ッドは大きな隕石で、地中4,5メートルあたりにあるものを探すときに使用し ます。小さいヘッドでは見つけられないためです。
隕石は有名なストローフィールドでなくても見つかります。しかし、ランダムに 選ぶのはやめましょう。黒っぽい石がごろごろしている場所や、草木が生い茂っ ている場所では明らかに探し辛いでしょう。こうした自然のカモフラージュのな い場所の方が見つかる確率は多きくあります。
(田中注:このあと干上がってしまった湖跡の説明などがあるのですが、場所が 米国なので、日本には合わないかもしれません。基本的には草が生えなくて、明 るい色の地面で、見晴らしが良いと、黒っぽい隕石が遠くからでも見つけられる といった内容です。この条件からみてみてもわかるとおり、南極では多くの隕石 が見つかっています)